ルール

テキサスホールデムのルール

 

本記事ではテキサスホールデムのルールを紹介します。テキサスホールデムでは、カードとチップを使用します。以下の目次に沿ってゲームの流れを見ていきましょう。

 

 

ゲームの流れ

テーブルに着席

ポーカーはテーブルを囲いながら行うゲームです。テーブルにはディーラー1人とプレイヤーが座っています。1テーブルあたりのプレイヤー最大人数は、ゲームのルールにより異なりますが、通常は9、10人であることが多いです。テーブルのどこに座るかは、カジノであればフロア(カジノの係員)に案内された席に座ることになります。誰の横に座るかは、ゲームに大きく影響します。自由に席が選べる状態であれば、チップを多く持っている人・うまい人の左隣に座ることをお勧めします。

ゲーム前の準備

ゲームを始める前(ディーラーがカードを配る前)に行う準備があります。ディーラーボタン・スモールブラインド・ビッグブラインドの位置決めです。

ディーラーボタンの位置には"DILLER"と書かれたボタンを置きます。ディーラーボタンは1ゲームが終わる度に時計回りに隣の人に移ります。

スモールブラインドは、ディーラーボタンの左隣の人の位置を指します。スモールブラインドの人は、自分の前にチップを置きます。これは拒否することができず、必ず置かなくてはいけません。置く額は、そのテーブルのレートによって異なります。テーブルレートが、「1ドルー2ドル」であれば、1ドルを置くことになります。

ビッグブラインドは、スモールブラインドの左隣の人の位置を指します。ビッグブラインドの人も、スモールブラインドの人と同様に自分の前にチップを置きます。置く額は、テーブルレートが、「1ドルー2ドル」であれば、2ドルを置くことになります。

※このページでは、テーブルレートが「1ドルー2ドル」として説明します。

 

カード配布

準備ができたら、ディーラーから各プレイヤーに2枚ずつカードが配られます。このカードは自分のカードとなるため、他のプレイヤーに見せてはいけません。カードを確認するときも、隣の人に見えないようにしながら確認しましょう。確認後、裏返しの状態で自分の前に置きます。

 

プリフロップ

ここから、ゲームが開始となります。ビッグブラインドの左隣の人から時計回りにアクションを行います。

参加者のベット額が同じ額になるまでアクションを続けられます。

ビッグブラインドまでコールで順番が回った場合は、ビッグブラインドにオプションが与えられます。

一人を残して全員フォールドになった場合は、残った一人が場に出ているチップを全て獲得します。自分のカードを全員に見せる必要もありません。手順②に戻ります。

フロップ

ディーラーより、テーブル中央に3枚のカードが開かれます。これはコミュニティーカードと呼びます。

ここからまたプレイヤーのアクショが開始されます。フロップ以降は、ディーラーボタンの左側の人から時計回りにアクションを行います。

参加者のベット額が同じ額になるまでアクションを続けられます。フロップ以降は、全員チェックの場合は「ベット額:0」となり、次の⑥に進みます。

一人を残して全員フォールドになった場合は、残った一人が場に出ているチップを全て獲得します。自分のカードを全員に見せる必要もありません。手順②に戻ります。

ターン

ディーラーより、テーブル中央にさらに1枚のカードが開かれます。

以降のアクションの流れはフロップと同様です。

リバー

ターンと同様の内容を行います。

ショーダウン

残っている人で自分の2枚のカードを見せ合います。このとき、「コミュニティーカード5枚」と「自分の手札2枚」から"5枚"を選び自分の役を作ります。(カジノでは自分の手札を2枚見せれば、あとはディーラーがやってくれます。)

残っているプレイヤーの中で最も強い役を作った人が、勝ちとなり、場に出ているチップを全て獲得します。

ショーダウンの順番は状況により、異なります。

ショーダウンの結果、カードの強さが同じの場合、引き分け(チョップ)となり、引き分けとなったプレイヤーで等分します。端数が出た場合はボタンの左側から最も近いプレイヤーが端数をもらいます。

 

次のゲームへ(2へ)

「2.ゲーム前の準備」に戻ります。

 

 

参考情報

アクション

フォールド ゲームから降りること。手持ちの2枚のカードをテーブルの中央に差し出します。
コール 前の人のベット額と同額のチップを出すこと。
ベット 前の人が誰もベットしていない状態で、自分の好きな額のチップを出すこと。
レイズ 前の人のベット額よりも大きい額のチップを出すこと。
オールイン 自分の全てのチップを出すこと。
チェック パスすること。0をベットするイメージです。

※アクションの細かい内容はこちら

オプション

プリフロップにて、BBまでのアクションがコールであった場合、BBにはオプションという権利が与えられます。

テーブルには、参加者が2ドルを払った状態です。BBは既に2ドルを置いているので、以下の2つのアクションのうちどちらかを行うことになります。

チェック そのまま2ドルでOKとして、フロップへ進みます。
レイズ 2ドルから、さらにチップを追加します。

※既に2ドルを支払っているため、フォールドは選択肢はありません。

ショーダウンの順番

ショーダウンでは、リバーのアクションにより以下の2パターンに別れます。前の人よりも自分の役が弱い場合は、ショーダウンせずにカードを伏せる(マック)することも可能です。

全員がチェックだった場合 ボタンの左隣の人から時計周りにショーダウン
ベット・レイズ・オールインがあった場合 最後にアグレッシブなプレーをした人から時計回りにショーダウン

  • 例:「ベット⇒コール」の場合は、ベットをしたプレイヤーがアグレッシブなプレイヤー
  • 例:「ベット⇒レイズ⇒コール」の場合は、レイズをしたプレイヤーがアグレッシブなプレイヤー

引き分け(チョップ)

カードの強さが同じの場合は、引き分けとなります。

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