基礎戦略

ポーカーのハンドの組み合わせ数と確率

ポーカーにおいて、どんなカードが配られるか、フロップにどんなカードが開かれるのかはランダムで神のみぞ知る、という感じですよね。しかし、ランダムな事象も確率の考え方を知ればあなたの戦略に組み込むことが出来るようになり、勝率アップに貢献してくれます。

 

本記事では、ハンドの組み合わせ数と確率について解説します。

 

自分のハンドの組み合わせ数と確率

テキサスホールデムであなたに配られるハンドの組み合わせは、52枚のカードの中から2枚を選ぶ組み合わせ数として求められます。この組み合わせの数は1326通りとなります。

 

対戦相手のハンドは?

対戦相手のハンドも同様に、未知のカードの中から2枚を選ぶ組み合わせで求めることができますが、ここで注意したいのは、対戦相手の持っているカードの組み合わせは、あなたが持っているカード2枚を除いた50枚の中から2枚を選ぶ組み合わせ数として計算が出来る点です。このことは、今後あなたがポーカーで確率を使いこなして勝ち組になるために必ず必要です。

 

対戦相手のハンドの組み合わせ数は、50枚の中から2枚を選ぶ組み合わせであり、1225通りとなります。52枚から選ぶ場合の1326通りと比べると137通り減っていますが、1200通り以上の組み合わせがあるというと、膨大な数の組み合わせがあるように感じられます。しかし、あなたは自分の持っているハンドの情報を使って相手のハンドを絞り込むことができます。

 

対戦相手のハンドを絞り込もう

例えばあなたがまだ配られたカードを確認しておらず、ハンドをアンノウンとした場合に対戦相手のハンドがAAである組み合わせは6通りです。しかし、もしあなたがAAを持っている場合、相手のハンドがAAである組み合わせの数はたったの1通りだけです。このように、自分の持つ情報を使って相手のハンドを絞り込んでいく考え方はポーカーの基本概念の一つです。

 

ポーカーで全く同じシチュエーションは二度とない

また、参考までに、フロップで開く3枚のカードの組み合わせ数は、ここでも自分のハンドを除いた未知の50枚から3枚を選ぶ組み合わせとなり、19600通りとなります。なお、ハンドとフロップの組み合わせともなると1326*19600= 約2600万通りとなります。同じハンドで同じフロップに出会う確率がいかに低いかわかりますね。これに、プリフロップでのアクションやポジションなどの要素を加味すると、ポーカーは基本的に一度として同一のシチュエーションがないゲームだと感じられるのではないでしょうか。

 

 

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