今回の記事では、Flip&Goについて紹介します。ステージが2つに分かれていて、結構面白いです。
Flip&Goの大まかな流れ
Flip&Goは簡単に言うとトーナメントです。Flipステージ(サテライト)を勝ち抜くと、Goステージ(本線)に参加することができます。以下の図をご覧ください。
- Flip Stageで勝ったプレイヤーがGo Stageに進める。
- Go Stageのダイレクトバイインはできない。
- Go StageはFlip Stageのチップが引き継がれる。
- Flip Stageは1時間のうちに8回開催される。
- プレイヤーは複数のFlip Stageに参加可能。
複数Stageで勝った場合、チップはマージされてGo Stageに参加。
Flip Stageの紹介
ゲームの流れを見ながら紹介します。
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1ゲームの選択
バイイン額が「$0.05」「$0.50」「$3」「$20」の4つあるので、そこからどのバイインにするか決めます。
その後、Flip StageA~Hのどれに出場するかを選びます。(複数Stageに参加することも可能)
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2スターティングスタックの選択
以下の画像のようにスターティングスタックを決めます。「1エントリー=1バイイン=5BB」です。最大、5エントリーできます。
例)バイイン$0.05のゲームで、5エントリーすると$0.25の支払い。初期スタックは25BB。
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3ハンド確認・捨てるハンドを決める
ゲームが開始すると、プライヤーに3枚のカードが配られます。そのうち、1枚捨てるカードを決めます。
全プレイヤーに配られたカードが見えるので、他プレイヤーのカードを見ながら捨てるカードを選びます。
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4残った2枚でAll-In
全員が強制的にAll-Inになります。このとき、Run It Twiceになります(2列開かれる)。テーブルで2名になるまでは、Run It Twiceです。2名(ヘッズアップ)になった後は、通常の1回のAll-Inです。
そのテーブルで1位になると次のGo Stageへ行けます。
<フリップボーナス>
Flip Stageでカードが配られた際、以下のようなパターンだと開始スタックが増えます。
例)20BBでテーブルに着き、最初に配られたハンドが"フラッシュ"だった場合、40BBでプレーが始まる。
上図には"開始スタック"と書いてあります。2ハンド目以降がどうなるかですが、その時残っているスタックがベースになると思います。(確認できなかったのでおそらくです。)
例)1ハンド目でポットを獲得し、28BBになった。2ハンド目が"スリーカード"の場合、スタックが84BBでプレーが始まる。
Go Stageの紹介
Go Stageは、普通のトーナメントです。
ポイントとなる内容を以下の表で記載します。
形式 | 通常のホールデム |
インマネ | Go Stageが始まった時点でインマネ。 |
ギャランティー賞金 | バイイン $0.05 → $40~$100 バイイン $0.50 → $250~$500 バイイン $3.00 → $600~$1,750 バイイン $20.0 → $1,000~$8,000 |
スタック | Flip Stageのスタックを引き継ぎ (複数のFlip Stageで勝った場合、スタックはマージ。) |
ゲームの面白さ
プレーしてみて感じた面白さを紹介します。
- バイイン
MAXの5エントリー(25BB)で出るのか、1エントリー(5BB)で出るのかの戦略があると思いました。もちろん5エントリーが有利ですが、たくさんのゲームに参加したい人は、1エントリーで5つのゲームに参加するのもありですね。 - 複数回の勝ちを狙うか
Flip Stage Aで勝った場合、残りのStage Bなど後に開催されるゲームに参加し、さらに勝つとチップをマージしてGo Stageに進むことができます。追加でゲームに参加するのか、しないのかを考えるのも面白いですね。 - Flip Stageの捨てるカード
3枚のうち、どれを捨てるかです。自分のカードの3枚からだけで選ぶのでなく、周りのプレイヤーがどんなハンドを持っているかも検討すると勝率が上がると思います。「みんな♠を1枚持っているから、♠のフラッシュは狙えないな。」などがあると思いました。
まとめ
今回の記事では、Flip & Goについて紹介しました。単純な中にも戦略があるので楽しめると思います。皆さんも是非プレーして見てください。
★GGポーカーについて以下の記事にまとめています。