Twitter上で、「このハンドってジャックポットもらえないの?」というツイートを目にしたので、記事にします。こちらの公式サイトの情報を日本語で解説します!
ゲームごとのバッドビートジャックポットの発生条件
ゲームの種類によって、バッドビートジャックポットの発生条件は異なります。まずは、そこからおさえましょう!
「Hold'em」「Rush & Cash Hold'em」
こちらは、お馴染みの「AAATT」のフルハウス以上のハンドで負けることが条件です。
「PLO」「Rush & Cash PLO」
PLOは「2のクワッズ」以上のハンドで負けることが条件です。
「PLO5」
PLO5は「8のクワッズ」以上のハンドで負けることが条件です。
「Short Deck」
Short Deckは「6のクワッズ」以上のハンドで負けることが条件です。
バッドビートジャックポットになるための発生条件
ここが超重要です。おそらく、この部分で「えっ!?これってジャックポットにならないの?」っとなることが多いと思います。
1.ハンドはショーダウンされなければならない。
途中で相手を下ろしたり、下ろされたりはダメということですね。バッドビートジャックポットになりそうな強いハンドを持っていて降りることはまずないでしょう。
2.勝者・敗者ともに、自分のホールカード(手元のカード)を2枚利用
これも結構重要ですね。自分が2枚使っていても、相手が1枚しか使っていないとダメみたいです。
(PLO/PLO5は、手元に複数枚のカードがありますが、そのうち2枚を使うということです。)
OKの例
NGの例
※相手が「♦6」を1枚利用したストフラなのでNG
OKの例(ちょっと特殊なパターン)
この場合、ボードにもJが落ちていますが、「自分のカード」のJ2枚を利用したことになるようです。
3.クアッズは、勝者も敗者もポケットペア
これが知られていない内容だと思います。クアッズは、手元のホールカード2枚がポケットペアである必要があります。それも相手も自分も。
OKの例
NGの例
4.Run it multiple timesは1回目のみ
リバーより前でAll-inになった場合、Run it multiple timesで2回や3回を指定した場合、バッドビートジャックポットになるのは1回目のみだそうです。バッドビートジャックポットが出そうなハンドなので、「All-inして2回や3回指定して、確率上げよう。」はできないですね。
5.条件を満たしていれば、テーブルを離れも、接続切れしてもOK
これはかなり特殊なパターンですね。
公式サイトには「バッドビートジャックポットの条件を満たした状態で、テーブルを離れたり、接続切れになってもバッドビートジャックポットがもらえる」と書かれています。
上図で、あなたがターンでJのクワッズを完成させた後、接続が切れて、
ターン:チェック・チェック
リバー:チェック・チェック
→ショーダウン
となった場合でも、バッドビートジャックポットがもらえるということです。
バッドビートジャックポットの配分割合
プレーしているゲームのレートに関わらず、以下の割合で賞金が配分されます。
受け取る人 | プライズ |
2番目にベストハンドを持っていた人(敗者) | 10% |
ポットを取った人(勝者) | 3% |
残りのプレイヤー | 0.8% |
~3つの注意点~
- プライズはアカウントのウォレットに直接付与される。(多分、申請などは不要という意味。)
- 2枚のホールカードを受け取った後であれば、テーブルを離れても接続切れになってもプライズはもらえる。(自分がプリフロップでフォールドして、他のプレイヤーがバッドビートジャックポット出したら、自分もプライズがもらえるということだと思います。R&Cでは、フォールドすると次のハンドに移るので、いつの間にかお金が増えているということになります。)
- Rush & Cashでは、5人以下のテーブルではバッドビートジャックポットが出ても対象外。(私は今までR&Cで5人以下のテーブルを体験したことないのですが、そういうときもあるんでしょうね。)
ジャックポットの積み立て
「Hold’em」「PLO」「PLO-5」「Short Deck」「Rush & Cash」のゲームでジャックポットは積み立てられ、その積立額は共有されるようです。なので、「このゲームでバッドビートジャックポット出した方がお得」というのはないですね。
積立額は、ロビーやゲーム中のテーブルで確認できます。以下は、PCアプリのロビー画面です。
積み立ては、ゲームのレーキから徴収されるようです。以下です。(和訳の自信がなかったので英語とさせてくださいm(_ _)m)
利用規約
公式サイトに書いてあった内容の中で、気になるものをピックアップして説明します。
①3人以上のプレイヤーがバッドビートジャックポットの対象である場合、2番目に強いハンドを持っていた人がバッドビートジャックポットを獲得。3番目以降に強いハンドを持っていた人は、他のプレイヤーと同じプライズしかもらえない。
こんなことはなかなか起きないと思いますが、つらいですね。
②フィーチャードテーブルでは、バッドビートジャックポットは対象外。
フィーチャードテーブルに座ることはなさそう(どうやったら座れるのか?)なので、ほとんど関係ないですね。
★GGポーカーについて以下の記事にまとめています。