この記事では、テル(癖)について紹介します。
テルとは、プレイヤーの癖を指します。身体的に表われるものもあれば、プレーに出るものもあります。ライブポーカーの醍醐味は、相手の表情や動きを観察し、テルを見つけてゲーム有利に進めることと言えます。テルは、「必ずこれ!」と言えるものはなく、人それぞれです。この記事では一般的によく言われるテルについて見ていきます。
リバーステル
これは、大半の人に言える内容のように思います。「強いときに弱く見せ、弱いときに強く見せる」ことを言います。自分がナッツハンドを持っているときには相手にベットして欲しいため、自分のハンドを弱く見せたり、「チェックで回してよ。」とわざと弱い発言をすることがあります。これがリバーステルです。
カード見たときの反応
配られたカードを見るときの反応です。カードを見た途端に面白くない顔をして、カードをフォールドするように手に持つことは、弱いカードが配られたと考えることができます。カードを2度見した後に、無関心な表情をした場合は、プレミアムハンドを持っている可能性があります。反応は人それぞれですが、一般的にはカードを見た後は表情や態度に反応が出やすいと言われています。
チップを出すときの勢い
ベットするとき、レイズするとき、オールインするときに自分のチップを前に出します。そのときの勢いや出し方も重要です。前述したリバーステルが、チップを出すときに見られると言われています。フォールドして欲しい相手にベット/オールインをするときは、勢いよくチップを投げ込んだり、テーブルの中央まで押し出したりすることが多いようです。一方、コールして欲しい相手には弱々しくチップを前に出し、チップ数を告げるときは、「これくらいの金額だからコールしなよ。」という意味が隠れているとも言われています。
ボードにカードがめくられた後、カードを確認する
フロップのカードが全て同じスートであったときに、真っ先にカードを確認することがあります。これは、自分の2枚のカードのうち片方に同じスートがあるかを確認していると言われています。つまり、オフスートだと言えます。もし、スートであれば、自分のスートを覚えているので確認し直さない傾向にあります。
チップを触る
プリフロップやフロップでアクションの前からチップを触る場合は、良いハンドが入っていると言われています。ベットしたくてしょうがないという気持ちが先走っているのかもしれません。こういう相手にはヘタにブラフはしないよう方がいいですね。
ベットサイズ
フロップでは、ポットの5割か7割か10割かとある程度額を決めて打っている人が多いようです。また、400や2000のように単純な数字のときと、375や1025など複雑な数字を分けて使う人は、どちらかのときは強いときであると推測できます。こういうテルを持った相手には、ベット額で相手のハンドを予測することがきます。
喋る or 喋らない
「良いハンドのときや、ボードに絡んでいるときによく喋る」といったテルもあるようです。急に喋りだしたり、急に黙り出した人には注意が必要です。
最後に
別記事にて修羅男のテル発見方法を記載しています。是非、ご覧ください。