この記事について
つぐ兄さんがTwitterに投稿した内容をWebで閲覧できるように記事にしました。JOPT Season 21 Osaka のday2でつぐ兄さんが出くわしたシチュエーションと、その時にどのように考えてアクションし、ポットを取ったかが記載されています。つぐ兄さんに許可をいただいた上で、本記事は作成しています。
ブラフにはブラフ。
このブラフの初級編の手法自体はわかってるって方多いと思います。
ですが僕の提唱するメンタリズムポーカーではその手法の勝率をさらに引き上げる為の要素を入れてます。重要なのは
【相手のカードを何と分析するか】
【相手に自分のカードを何と思わせるか】
この2点です。 pic.twitter.com/vsH4FncUMQ— つぐ兄(つぐにぃ)オフィシャル ポーカー&時々グルメレポート (@tsuguNiPoker) August 9, 2021
内容
ブラフにはブラフ(初級編)
<前提>
1000-2500 ant 2500
僕48万点のチップリでレイズ頻度大
<プリフロップ>
CO僕:レイズ 5,500
BB:コール
<フロップ>
BB:チェック
CO僕:ベット 5,500
BB:レイズ 15,000
CO僕:コール
<ターン>
BB:チェック
CO僕:ベット 14,000
BB:長考してフォールド
<僕のハンド>
カンブラでした!
詳細
なぜこうなったのでしょうか。頭の中を公開してみます。
<プリフロップ>
CO僕:レイズ 5,500(レイズ多め)
BB:コール
<フロップ>
BB:チェック
CO僕:ベット 5500
BB:レイズ 15000
僕一瞬間を作ってコール
(このチェックレイズですが相手のスタックがかなり少ないこともあり、もし5を持ってたらセオリーはコール。まして3倍もレイズは打たない、可能性は8かローポケットかAハイ、僕の本線は「お前5,8持ってないやろレイズ」とリーディング。
これを判断した大きな要因はベットする時のチップの投げ方やタイミング雰囲気がブラフアクションだったのでブラフと読んでコールを選択。←これは説明しにくくて申し訳ない。
また、ブラフと思うならレイズしないのですか?と言われそうだがここでレイズを入れると仮に8ヒットやローポケ、AJなどの2ハイカード持ちはオールイン返ってくる可能性があるのであえてターンを見せるコールがベスト。また、相手からしてこのチェックレイズにコールできるハンドって何って考えさせてA8,オーバーペアしか基本的にはあり得ないとリーディングさせることも目的のひとつ。またターンカードでAKQなどが落ちればこちらに都合良いカードとなるのとその時のリアクションも観察するため)
BB:チェック
CO僕:ベット 14,000
BB:2,3分悩んでフォールド
(この時相手の残りstack28,000に対して14,000のベット。この時に相手側の立場になると、これコミットしているのにターンリバーで全部取りに来てる。絶対8かそれ以上のペアー持っている…仮に8を持ってても俺の8は負けてるのか…と疑心暗鬼状態。オーバーペアかA8が本線の可能性が高い。と、リーディングされて単なるJハイで勝ちとるということです。大事なのは相手にどう思わせるか、何のカードを持ってたらこのプレイするよねって誤認させるかです。)
twitterより
ブラフにはブラフ。 このブラフの初級編の手法自体はわかってるって方多いと思います。 ですが僕の提唱するメンタリズムポーカーではその手法の勝率をさらに引き上げる為の要素を入れてます。 重要なのは 【相手のカードを何と分析するか】 【相手に自分のカードを何と思わせるか】 この2点です。