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簡単!オリジナルキャップ作成方法!

今回の記事では、無地キャップアイロンプリントを使ったオリジナルキャップ作成方法を紹介します。

本サイト”修羅のポーカー”宣伝用に作成したときの一連の作成方法と、ポイントを記載していきます。

作成方針

オリジナルキャップを作成しようとすると、大きく3種類の方法があります。

作成方法 値段 簡単さ 自由度 作成方法
①専門ショップに注文 高い 簡単 ネット上の専門店に発注。簡単な文字や絵をプリント・刺繍してもらう。
②アイロンプリンシールを利用 安い アイロンプリントシールに好きなデザインを自宅プリンターで印刷して、アイロンを使ってキャップに貼り付ける。
③スプレーやペンを利用 安い デザインによって 自分でキャップに描く。型を作って、スプレーを使う方法や、直接ペンキ等で描く方法もあり。

今回は、「②アイロンプリンシールを利用」を利用しました。理由は以下の通り。

  • なるべく安く作りたい。
  • キャップのツバや側面にもデザインしたい。
  • サイト名やロゴを綺麗にキャップに描きたい。
  • キャップの形はベースボールキャップでツバがカーブしているもの。

「①専門ショップに注文」だと、やはり5000円以上はかかるし、ツバや側面にはデザインできないし、キャップそのもの(形・サイズ)を自分で選べないと思い、却下。

「③スプレーやペンを利用」だと、サイト名とロゴを綺麗に描けないと思い、却下。

道具調達

まずは、以下の2点を準備しました

プリントシール

インターネットで他の人の作成例を調べて、以下を利用しました。


購入のポイントは「黒生地にも白生地にも使える」ところです。今回、私は黒い無地のキャップにデザインをしようと思っていました。もしかしたら、白キャップに変更するかもと思い、どっちの生地にも対応したものを選んでいます。(アイロンプリントシールは、色が濃いものに貼り付けるタイプを黒生地用、色が薄いものに貼り付けるタイプを白生地用と呼んでいるようです。)
また、インターネット上では、「綺麗にプリントできた」という声もあったので、品質も良さそうです。

100円ショップの無地キャップ

「まずは試しに作ってみよう」と思い、100円ショップの無地の黒色のキャップを買いました。キャップとしての品質がいいかはよくわかりませんが、サイズが小さかったです。深さが足りないイメージです。

試作品を作る

まずは、上記の2つのアイテムを使って試作品を作ってみます。確認するポイントは以下の3点です。

  • 本当にキャップにアイロンプリントシールが貼り付くか。
  • アイロンプリントシールの印刷後の色味はどんな具合か。
  • 作成するキャップのデザインイメージ。

試作品を作ってみて、実際にかぶって、課題を何点か見つけました。

  • キャップが浅いと自分にあっていない。(上の写真の赤い線で表した部分)
    →深いキャップを探す必要あり。
  • 印刷して、切り抜いて、貼り付けると、枠が少し白くなる。(上の写真の赤い丸で表した部分)
    →黒字のキャップであれば、黒い油性ペンで目立たなくすることが可能。
  • 難しい形を綺麗にきるのは無理。できて"丸"が限界で、基本は"四角"。
    →デザインにするものは、丸か四角で囲まれたものにする必要あり。

キャップ購入

黒い無地のキャップを購入します。最終的にはニューエラというメーカーの商品を買いました。キャップ購入が非常に重要なので細かく記載します。私が欲しかったものは、

ネット購入

Amazonや楽天で黒の無地キャップを探しました。色んな商品が出てきます。ここで重要なのは、自分が思っていた形状・サイズか?ということです。ネットに記載されているサイズをcm単位で確認して、100円ショップで買ったキャップと比較しましたが、やはり「買った後に、サイズがイメージと違うとなったらどうしよう。」という不安があったため、ネット購入は諦めました。

私が欲しかったのはポーカープレイヤーがよくかぶっている深めのキャップでした。

お店に探しに行く

試着してサイズを確認するために、お店に行きました。行ったお店は「GU」「ユニクロ」「GAP」「H&M」「ドン・キホーテ」です。おそらく、無地のキャップが売っていて、手頃な値段で買えるお店です。結果は、自分が探しているサイズのものはありませんでした。厳密に言うと、希望に近いものはおいていましたが、あとちょっとサイズが足りないというものが置いてありました。

ファッションショップには、一般的なサイズファッション用のキャップだけが置いてあるということがわかりました。もちろん満足が行く商品が買えなかったので諦めました。

ニューエラの専門店に行く

インターネットで調べているとニューエラというメーカーが様々なキャップを売っているということで、そのお店に行ってみました。ニューエラは、サイズ形状ごとにキャップがそろっていました。いろんなサイズのキャップを被り、店員さんにも相談したところ、「9fortyというラインは深めのキャップです。」と教えてもらいました。実際に店頭でかぶってみましたが、欲しかったサイズでした。店舗にはほしいサイズの無地のキャップがなかったので、店頭では購入せず、インターネットで買うことにしました。

Amazonで注文

インターネットで"ニューエラ 9forty"で検索をしていると、多数のサイトで商品が出てきました。私が欲しかったキャップはAmazonが一番安かったので、ここで購入しました。

ネットで買った方が専門店の店頭で買うよりも安かったと思います。"並行輸入"と書いてあるので、正規品じゃなかったらどうしようと思いましたが、無地キャップなのでサイズが合っていればOKと思って購入しています。

"9forty"といったサイズが決まっていても、ツバがカーブしているか、フラットかは商品ページの内容を確認しましょう!

作成

エクセルでサイズ確認・デザイン作成

まずはエクセルでプリントする内容の大きさを決めます。そのために、こんな感じのものを普通の紙に印刷しました。それを切り取って、キャップにあててみて、どのサイズの図形が最も適しているかを確認します。

確認したサイズに合わせて、実際にデザインをしていきます。私は、以下のような図の内容をデザインしました。

文字だけを印刷した場合、文字をくりぬくように切り取りをすることになるのでお勧めしません。四角の中に文字を入れて、切り取るときは四角の部分を丸ごと切り抜くと綺麗に文字を見せることができます。

普通紙に印刷して確認

デザインしたものを普通に印刷して、実際に切り取ります。そのうえで、帳面テープで切ったデザインをキャップに貼り付けて、完成後イメージを確認します。

アイロンプリントシールで印刷・切り抜き

次に、本番のアイロンプリントシールに印刷します。プリンタの設定で、綺麗に印刷するモードがあれば、そちらを指定します。印刷後は、切り抜きです。定規・カッターを使ってもいいと思いますが、プリントシールは厚みがあるので、慎重にハサミで切った方がいいかもしれません。

キャップにアイロンで貼り付け

切り取ったデザインをアイロンで貼り付けます。貼り付けのおすすめポイントを記載しておきます。

正面(おでこの部分) アイロンをあてているときにずれないように、しっかりと固定できるようキャップの中にタオルいっぱい詰め込みます。これで安定します。また、大きなデザインは一度に貼り付けず、両面テープを利用します。
例)長方形デザインであれば、プリントシールの左と真中に両面テープをつけて、キャップに固定する。右の部分だけをアイロンで貼り付け、その後、左と真中の両面テープを剥がし、残り部分をアイロン付けする。
側面 厚紙のようなものをキャップの内側に挟み、アイロン台の上の平なところでアイロン付けする。キャップのてっぺんに近い部分はくっつきにくいです。側面であれば耳に近い部分であれば平なのでよくくっつきます。
ツバ タオルをひいて、平らな状態にしてアイロン付けします。ここは割と簡単です。

まとめ

完成品はこんな感じです。思った以上に綺麗に作成することができました。アイロンプリントは好きなデザインを簡単に描くことができるのでおすすめです。皆さんもぜひ試してみてください!

キャップ作成に使ったもの パソコン(エクセル)、はさみ、両面テープ、プリンター、アイロン、アイロン台、アイロン
かかった費用 合計 4110円 (キャップ:2790円、アイロンプリントシール:1210円、実験台キャップ:110円)
作成時間 合計 2時間 (試作:30分、デザイン40分、プリント・貼り付け:50分)

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