ここでは、筆者の修羅男がうまくリーディングできたときの経験を記載します。読者の皆様も相手を読む際に活用してください。
※注意 修羅男のプレーがセオリーと異なっていたり、下手なプレーをしていることが多々ありますが、そこはご愛敬ということで見逃してください。
ペアボードでMAXバリュー取れた時のリーディング
これは、ハウスゲームでリングをやっていたときの話です。
ボードが開くまで
<修羅男のハンド>
<プリフロップ>
修羅男:BTNから3BBレイズ
誠実な兄さん:BBからコール。
HUでフロップへ
<フロップ>
相手のハンドを特定するまで
キタ━━━(゚∀゚)━━━
トリップス!それもポジションある&ドロー目薄い。最高!後は、いかにバリューを引き出すかを考えるのみ!
誠実な兄さん:チェック
修羅男 :[微妙に間があった上でのチェック。なんか絡んでるのかな?これは打った方がよい。]
修羅男:4BBベット
誠実な兄さん:即コール
修羅男 :[即コール!このボードでポジションないところで、即コールは怪しい。]
★★ここからリーディング★★
相手もトリップス入っているか?その場合、コールまでにもう少し時間がかかるはず。レイズするかどうか迷うから。では、ポケットか?だとすると、こっちのハンドレンジにAがあるから、即コールじゃなくて少しは迷うでしょ。ドローはガットストレートしかないけど、そんなのでコールする人じゃない。即コールを意味するのは、相手がA持ちでしょ!
ターン以降の駆け引き
<ターン>
誠実な兄さん:チェック
修羅男 :[さて、ここで打ってどうにかコールしてほしい。こっちがポケットでダブルバレル打っているように見えるか。いや、普通は修羅男自身がぺアボードでポケットペアでダブルバレル打たないから、それは意味ないか。やはり、こっちもA持ち装うしかない。絶対にT持ってるとは思わせないようにしなくては。]
修羅男:「誠実な兄さんもA持ってるんですか?俺もA持ちなんですよ。じゃあ、キッカー勝負ですね。」
修羅男:9BBベット
誠実な兄さん:悩んでコール。
<リバー>
誠実な兄さん:チェック
修羅男:[誠実な兄さんがリバーまでコールでついてくるのは珍しい。だいたい、ターンでしっかり降りてるイメージ。しかし、こちらのリーディングではA持ちなのでMAXバリューとらねば。]
修羅男:「良いカード落ちましたね。これたぶんチョップですよ。チョップですけど、降りてくれるかもしれないんで打っておきますね。」
修羅男:15BBベット
誠実な兄さん:10秒ほど悩んでコール
修羅男:カードショー
誠実な兄さん:マック
※後で「Aがあってキッカーもよかった。」と教えてくれました。
まとめ
ペアボードでAが一枚落ちていて、相手がAを持っていたら、こうなるでしょっという話ではあります。この記事のポイントは、「最初に相手のハンドをA持ちと読み、その上で相手を挑発してリバーまでコールさせた。」ところだと考えています。誠実な兄さんは、タイトなプレイヤーなのでペアボードのときはワンペアができていても、レイズを入れてしっかり判断を行うプレイヤーです。相手を惑わす発言を入れることで、リバーまでコールさせれたところがよかったです。