こんにちは。修羅男です。バンダイナムコからテキサスホールデムのアーケードゲームが出るとのことです。日本のポーカー普及が加速しそうですね。本番運用は2019年春とのことですが、2018/11/10(土)~2018/11/18(日)の期間にロケテストが開催されます。ロケテストは東京のラウンドワン池袋店と大阪のnamco梅田店で行われるとのこと。修羅男は関東在住ですので、ロケテストに行ってきました!そのレポートを記載します。
会場到着
11/11(日)の16時過ぎにラウンドワン池袋店に着きました。ゲーム機は4Fに設置してあるという情報は事前に入手しておりました。1Fには、宣伝ポスターが設置されていました。
これは期待ができます。エスカレーターを上がり4Fに到着すると、なんと順番待ち!まさかの順番待ちです。店員さん曰く「1時間以上待つことになるかもしれない。」とのこと・・・
マジか、、、しかし、せっかく来たからにはやるしかない!
修羅男は、やる気を見せて、3000円を100円玉に両替しました。
店員さん:今回はロケーションテストのため、1人1playとなっております。
修羅男:ガーン(-0-)!
せっかくの両替も空しく、1playとは、、、
勝利条件
待っている間に、勝利条件を確認しました。持ち点は8000点スタート。0点になったら、GAMEOVER(これは普通ですね。)。20000点を越えるとランクアップするらしいです。このとき、ランクアップ後に続けるかの選択肢があるらしいのですが、「必ず"終了する"を選んでください。」とのことでした。
つまり、0点になるか20000点以上になるかがゲームの終了条件になります。
ゲーム開始
待つこと45分程度、ついに修羅男の番が来ました。着席します。
お金投入
コンピュータ対戦は100円で1play、全国対戦は200円で1playでした。コンピュータ対戦は対戦相手が全員コンピュータです。全国対戦は、オンライン上にいる実在するプレイヤーとの対戦になります。
全国対戦は、ロケテストだと池袋4台、梅田4台のため、MAXでも8人しかプレーしていません。なので、このゲームは1テーブル6人なのですが、全国対戦でもコンピュータが入ることがあります。
修羅男はもちろん全国対戦を選びました。絶対勝つ!!
プレイヤー選択
おそらく、最初にプレイヤー選択ができるのでしょうが、ロケテストではプレイヤーが選択できませんでした。。。修羅男のプレイヤーは「マリカ」という女性でした。なぜか、テーブルにはギャルの「ノエル」と知的そうなキャラの「レイ」が多数でした。
チュートリアル
まずは、画面にテキサスホールデムのルールを聞くチュートリアルが流れました。さすがにルールは知っているので、このチュートリアルはスキップしました。(後ろの人も待っているので時間はかけれません。)
その後は、実際の操作説明のチュートリアルです。これはきちんと確認しました。ハンドが配られると手元の画面にカードが2枚現れます。これを指でフリックすると、カードが確認できます(写真を見てください。)。自分のアクションでは、以下になります。
フォールド:カードを画面の上部までフリックする。
コール:右上のコールと書かれたエリア(コールのチップが置いてある)からチップをフリックする。
ベット/レイズ:右下の+-が書かれたボタンを押して、チップ数を決め、チップをフリックする。
チェック:画面中央付近のチェックと書かれたエリアを押す。
オールイン:画面右上のオールインと書かれたボタンを押す。
チュートリアルでは、「A9スートが手札に入り、フロップで9のトップヒット、ターンでナッツフラッシュドロー、リバーでナッツフラッシュ完成」という流れでした。これは全員同じだと思われます。教科書通りに、ベットやらチェックやらオールインを試しました。(リバーで相手が先に打ってくるのですが、ここでフォールドしていたらどうなっていたんだろう?)
テーブル情報
チュートリアル後は、ゲームスタートです。テーブル情報は以下のとおり。アンティでかい!!
人数 | 6人MAXテーブル(プレイヤー入れ替え時以外は、常に6人) |
ブラインド | 100/200 |
アンティ | 100 |
対戦相手 | 状況によって変わります。修羅男の場合は、人間3人・コンピュータ3人でした。コンピュータの場合は、プレイヤーがグラサンをかけています。 |
アクション時間
ゲームが始まり、自分のアクションになります。自分のアクション時間は"合計"で60秒(くらい)でした。1ハンド終わったら60秒に戻るわけではありません。なので、ハンドをこなせばこなすほど時間が減っていきます。では、この60秒がなくなるとどうなるかというと、「60秒を100円で買う!」です。ここでお金取るのねって感じです。
アクション時間は、自分の番になってからカウントが始まります。レイズ額を事前に決めておくことはできるような気もしましたが、それ以外の行動は事前に入力することができません。フォールドするにも、フリックが必要です。このフリックの反応が速いわけではないので、フォールドするのにも1秒くらいかかりました。なので、ずっとフォールドして、ちょっと増やしてというプレーをしようと思っても、60秒ルールが迫ってくることになります。
プリフロップ
プリフロップのアクションを見ていると、人間のプレイヤーはレイズイン、コンピュータはコールで入ってくる傾向が強いように感じました。また、人間のプレイヤー全員フォールドしたときは、コンピュータは必ずと言っていいほどコールします。つまり、プリフロップでスティールが成功することはほぼないということですね。
また、コンピュータ1:レイズ、人間のプレイヤー:リレイズ、コンピュータ2:オールイン、コンピュータ1と人間のプレイヤー:コールというシーンがありました。
コンピュータ1:Q,8(スート)
人間のプレイヤー:A,6(オフ)
コンピュータ2:A,K(オフ)
コンピュータ2のオールインは、割と妥当なプレーにも見えたので、"AKが強い”という設定はありそうです。Q,8(スート)でコールするのは微妙だと思いますが・・・
フロップ以降
コンピュータについては、ドンクベット・レイズなど非常にアグレッシブに見えました。もしくは、チェックアラウンドで回すような場面もありました。所謂、ABCポーカーというよりは、コンピュータのランダム性が取り入れられているような気がします。
修羅男の結果
結果は、一回もポットを取れずでした・・・
15ハンドほど実施したのですが、配られたハンドは修羅男のオープンレンジのものではありませんでした。なので、BBのときにコール。AXのときにレイズを意図的にやりました。しかし、フロップとは絡まず。そこに打ち込まれてフォールドです。ハンドも来ず、時間も相当かかるので飽きてしまいました。5500点ほどになったときにボタンから打ち込んで、コンピュータがコールしました。フロップで何が落ちてもオールインをしようと決めていたところ、コンピュータにあっさりコールされました。修羅男はミドルヒット、コンピュータはトップヒット・・・
何もできずに終了です。
その他の要素
画面キャラクターとの連動
自分が手元の画面でフリックして、2枚のカードを確認しているときは、相手プレイヤーから見る自分のキャラクターも、カードを確認する仕草を行っていました。人間の動きを画面上で再現しようとしているようです。だったら、プ「レイヤーの前にカメラをつけて、プレイヤーの姿勢・動きと同じことをゲームの中のキャラクターが実施する。」くらいまでやればいいと思ったのですが、そこまではないようです。
なので、仮にめんどくさくなってハンドを確認せずにゲームを行った場合は、"相手プレイヤーにハンドを確認していないことがバレる"ということになります。(もし、プリフロップはキャラクターが"絶対にカードを確認する"or"カードを確認しない"ということがあった場合はごめんなさい。)
挑発
画面の左の方に、そのキャラクターごとの「セリフ」のようなものがありました。25種類くらいあったと思います。自分がベット・レイズしているときにそのボタンを押したら、相手を挑発できるような仕組みだと思われます。修羅男も無駄にボタンを押していたのですが、挑発している様子はありませんでした。たぶん、特定のタイミングでしか受け付けられないようです。
カードをショーする
2枚の自分のカードのうち、左側・右側・両方を選んで他のプレイヤーに見せることも可能でした。修羅男は実施しませんでしたが。なので、ブラフした後にカードを見せ付けたり、トップヒットだったことを見せることもできるようです。
総評
ゲームを実施しての評価ですが、修羅男が通常行っているようなテキサスホールデムは実施できないかなーっという印象です。基本的にはハンドを固めて、勝てるときにゲームすると言うよりは、短時間でブラフを駆使して勝つというゲームのように見えます。確かにゲーセン側からすると100円で長居されても利益でないですしね。テキサスホールデムが普及するために一歩としては、ポーカー会にとっては良い流れかもしれません。