本記事はテキサスホールデムのトレーニングサービス「ポーカートレーニングジム」の体験記です。
修羅のポーカー運営の2名が実際に講義に参加して感じたことを忌憚なく記載していきますので、ポーカートレーニングジムを気になっている方や受講を迷っている方の参考になれば幸いです。
- ポーカートレーニングジムのサービス紹介(公式サイト)はこちら
- 1.5時間の無料体験レッスンの申し込みはこちら
無料体験レッスンでは「ゲームルールと基本理解」(初心者向け)、「アウツとオッズ」(中級者向け)「ベットストラテジー」(中〜上級者向け)の3つからレッスンを選択できます。
☆当サイト限定特典: 修羅のポーカーからの加入でコース費用3万円OFF!
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POKER TRAINING GYMとは?
ポーカートレーニングジムはテキサスホールデムの上達法・攻略法を学ぶためのサービスで、講座形式とコーチング形式それぞれの強みを取り入れた、ハイブリッド型のトレーニングサービスです。
定期的なグループレッスンによるインプットに加え、ハンド分析やパーソナルトレーニングなどのアウトプットを組み合わせた体系的なトレーニングを通じて、テキサスホールデムの実力を最短距離で向上させることが目的です。
ポーカートレーニングジムのサービスについて詳細が知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
POKER TRAINING GYM カリキュラムの特徴
インプットとアウトプットを繰り返すことで着実に実力UPを目指す
ポーカートレーニングジムではポーカーで勝利するために重要な3つの力を定義しています。
①手札やボードに出るカード、対戦相手から正しく情報を得る情報収集能力
②確率や期待値などを用いた数学的思考能力
③GTO戦略、ベットストラテジーなどの上位戦略思考
ポーカートレーニングジムの講座は、これら3つの力を効果的に伸ばすため、インプットとアウトプットをバランス良く取り入れた体系的な講座設計を提供しています。
海外の最先端の理論を取り入れ、講義形式とコーチング形式のハイブリッド型サービスを提供
一般的に、ポーカーを学ぶためのサービスには、整理された教材からのインプットを中心とした講座形式のサービスとコーチの補助で質の高いアウトプットをサポートするコーチング形式のサービスが存在します。
日本ではこれまで個人や小規模なコーチング形式のサービスは存在していましたが、体系的なインプットが用意された講座形式のサービスはありませんでした。
一方、ポーカーの盛んな欧米ではコーチングだけでなく講座形式のサービスも人気が高まっており、アメリカでは会員数が10万人を超えるサービスも登場してきています。
ポーカートレーニングジムは、そんな海外の最先端ポーカー理論を取り入れ、さらに講座形式とコーチング形式それぞれの強みを併せ持ったハイブリッド型のトレーニングサービスです。
コース修了後には、夢の海外カジノ遠征も!
ジムでポーカーの実力を鍛えたら、どこかで力試しをしてみたくなりますよね!
ポーカートレーニングジムでは9ヶ月のカリキュラムでインプット・アウトプットを通じて身につけたポーカーの実力を海外カジノで試す事ができるんです!
コースを修了した受講生は、共に学んだ同期たちと、そして勿論コーチと一緒に海外カジノでの実践の機会が得られます!
勿論、ジムのカリキュラムの一環なので単なる打ち上げ・遊びではなく、実地でのコーチング・レビュー会を行います。海外カジノに挑戦してみたいけど一人では不安、という方にもオススメです。
POKER TRAINING GYM 受験体験記
ポーカーマスターコース(9ヶ月コース):1~2ヶ月目
今回、潜入取材を行った「ポーカーマスターコース」は9ヶ月のコースで、最初の3ヶ月で基礎的な内容に取り組み、4~6ヶ月目には本格的な戦略の習得、最後の3ヶ月では最上級の戦略的思考をインプット・アウトプットを通じ身につけていく、というカリキュラムとなっています。
今回の体験記では1~2ヶ月目にあたる、基礎的な内容を中心にレポートします。
グループレッスン
基礎から徐々に応用へ
1~2ヶ月目のレッスン範囲はカリキュラム全体のうち第1章~第4章の中盤までで、ゲームのルールや役の強さといった基礎知識からスタートし、MDFやボードテクスチャーといったワンランク上の要素までを学ぶことになります。
第1章 ポーカーを始める前に
・ゲームルール
・役について
・バンクロール管理の重要性
第2章 プリフロップレッスン
・ハンドバリュー
・ポジション
・ハンドレンジ
第3章 ポストフロップレッスン
・ボードテクスチャー
・スタックサイズ
・パワーナンバー
・ポットオッズ
・MDF
第4章 ベットストラテジーレッスン
・ベットについて
・ベットサイズ
・コンビナトリクス
・スリーベット戦略
・ブラフ・セミブラフ戦略
・チェックレイズ
・オーバーベット
・リスチール・スクイーズ
・ドンクベット
第5章 ポーカーサイコロジーレッスン
・心理学
・フィッシュにならないために、
・バッドビートの対処法
・チップシャッフルの方法(おまけ)
第6章 ストラテジックポーカー入門
・フロップ戦略
・ターン戦略
・リバー戦略
・ポラライズレンジとコンデンスドレンジ
第7章 スタック別ストラテジーレッスン
・ショートスタック戦略
・ディープスタック戦略
・ミディアムスタック戦略
第8章 ステージ別ストラテジーレッスン
・アーリーステージプレイ
・ミドルステージプレイ
・エンドゲーム
・ファイナルテーブル
・ヘッズアップ
・ICMとバブル
第9章 最上級戦略レッスン
・ナッシュ均衡
・マルチレベル思考
・Liveテル
・エクスプロイト
・GTO
志を共にするメンバーとインタラクティブなオンライン講義
グループ講義では毎週夜間に1時間、同期の受講生とコーチが集まり、オンラインで講義を受ける形となります。
講義はコーチの話を一方的に聞くだけでなく、活発に質問が飛び交い、学んだ要素に関するコーチからの例題に回答したりと、想像していたよりもかなりインタラクティブな内容でした。
また嬉しい発見の一つとして、受講生達のポーカーに対するモチベーションは一様に高く、切磋琢磨できる環境がありました。
テンポよく進む短時間集中の講義スタイル
インプットの大切さをわかってはいるものの、筆者はどうしても長時間集中して講義を聞くというのが苦手でした。
そんな筆者でしたが、講義は毎回約1時間と、短期集中の時間設定になっているため、集中力を保ったまま授業を聞くことが出来ました。
一度にたくさんのテーマを扱いすぎないことで、その日の講義で何を持ち帰れば良いのかがわかりやすく一歩一歩成長に繋げることができる作りになっています。
講義風景の例
講義では「EQとEV」や「ハンドレンジ」といった、強くなるために欠かせない要素の掘り下げから「MDF(最小ディフェンス頻度)」といった理論は聞いたことがあるけど実践でどう活用してよいのかわからない、と言ったものまで幅広く学びます。
知識を短時間で集中的にインプットした後は、リングゲームでアウトプットを通じて身につけていきます。
EV計算の例で言えば、考え方を学び→実例を元に学び→質疑で実際のリングゲーム/トーナメントにおける応用について掘り下げる、という形でスムーズに身につけていくことが出来ました。
EQとEVの意味を知るだけでなく、「トップヒットvsドロー」など実際のゲーム中によく発生しうるシチュエーションを元に期待値を考えていく、という実践的な内容となっています。
ポーカーにおける最も大切な要素の一つであると言っても過言ではない「ハンドレンジ」と「ポジション」については、皆が同じスタートラインから成長していけるようプログラム参加特典として受け取れる「プリフロップチャート」が提供されています。
プリフロップチャートを活用すれば、ポジション別/ハンド別でどんなアクションを取れば良いのか一目瞭然。
ハンドチャートは各所で公開されているものもあったりしますが、幅広くのポジション、他プレイヤーのアクションまでを網羅したものがまとめて手に入るのは体系的な教材を提供するという講義形式ならではの強みではないでしょうか。
相手のベットに対しどれくらいの頻度でコール(レイズ)するべきかの指標となるMinimum defense frequency(MDF)についても同様です。
単に理論を勉強し「このパーセンテージでディフェンスしましょう」という内容に収まらず、実際のゲームではプレイヤーのアグレッションやハンドレンジ、スタックサイズなど、その他の情報を良く観察した上で適切に使っていくよう常に実践を意識した内容となっていることが印象的でした。
リングゲームの様子
講義が終わった後はPoker Starsのホームゲーム機能を利用したリングゲームが開催されます。当たり前ですが、このリングゲームは完全無料です。
Poker Starsは無料でインストール・ユーザー登録が可能でリングゲームで使うゲームマネーは実際のお金とは異なるゲーム上のお金なので、負けても支払いが発生することはありません。
とはいえ、講義で学んだ場の実践として受講生たちのプレイは真剣そのもの。毎週、収支を付けることでしっかりと自分の強み・弱みを確認していきます。
また、コーチのRYU氏は毎週プレイスタイルを変えてプレイすることで仮想敵への対策が出来るように工夫がされています。
例えば、RYU氏が「ルースパッシブ」のプレイヤーだと判明している場合にどう立ち回るか、という実践的なアウトプットの場となっています。
ゲームは真剣に行いますが、オンプレー中以外はボイスチャットで受講生同士、和気藹々と会話を楽しんでいます。
共に講義を受講し卓を囲んでポーカーをプレイするポーカー友達を作れるところも、ポーカートレーニングジムの魅力の一つです。
パーソナルレッスン
コーチと予定を合わせて行うパーソナルレッスンは月に4回まで(1回1時間)行うことが出来ます。
講座には受講特典としてテキサスホールデムのトレーニングソフトウェアであるPokerSnowieの1年利用権が付帯します。
パーソナルレッスンではSnowieの結果に基づいた個々の課題の分析や、気になるハンドのハンドレビューを行い、コーチと二人三脚でプレイの改善を行っていきます。
Snowieでの特訓(自習)→結果分析により新たなインプットへつなげ、更にそれを身に着けアウトプットしていく、という流れで自己研鑽を強力に支援してもらうことが出来ます。
Snowieは勿論、自己学習に有効なツールですが、知識と実力を兼ね備えた第三者(=コーチ)の目を入れることにより学習効果が飛躍的に向上します。
課題があったハンドに対して、自分ではどこが悪かったのかよく分からなかったのですが、「なぜ、この状況で打った方がいいのか。」「なぜ、ここで降りずにコールした方がよいか。」を説明してもらうことで、理解が深まります。
上図のシチュエーションを例にあげると、インポジションで77を持っていた際、ターンでの相手のチェックレイズにフォールドしてしまったことに対し、「負けてるハンドよりも、勝ってるハンド数のコンボ数が多く、コールの方が利益的。」とのアドバイスを受けることが出来ました。
「なぜ、コールした方がよいのか。」という観点から詳細に説明を受け、スキルとして定着させることが出来る所がパーソナルレッスンの利点です。
パーソナルトレーニングで浮き彫りになった課題に対し、実践を通じて改善を重ねていくことでスポーツにおける選手とコーチのような関係性で二人三脚で成長していくことができると感じました。
チャット内コミュニティの様子
有料講座の受講生専用のDiscordチャンネルでは、お役立ちツールやポーカー動画など学習教材の共有に加え、受講生が気になったハンドを投稿し、コーチの分析結果を他の受講生との共有することでディスカッションを行っています。
これにより、インプットした内容を実践でアウトプット→さらにそこで気になったハンドを分析することで新しいインプットにしていく、というトレーニングの好循環が生まれることになります。
丁寧な解説で正解/不正解だけではなく、何故そうなるのか?他にどんな選択肢が考えられるか?など深く掘り下げてくれます。
オフ会
POKER TRAINING GYMでは、3ヶ月に1回のオフ会、
第1回目のオフ会は5月8日に都内アミューズメントカジノで開催
当日はなんと、
一番チップを増やすことができた会員様にはポーカートレーニング
みんなで集まってポーカーを楽しむだけではなく、
少人数コミット制だからこそできるコーチングサービスだと感じま
終わりに
2ヶ月受講した感想
最初の2ヶ月の内容は基礎的なテーマが多かったため、講義で扱った学習内容自体は筆者にとって目新しいものでは有りませんでしたが、質問タイムでは実践的な内容の深掘りや受講生同士の議論もありコーチや他受講生と一緒に学ぶことのメリットを実感しました。
また、バンクロール管理やMDF等、今まで知ってはいたが使いこなせていなかった考え方を実践で試す機会を持ったことで徐々にスキルとして身についていく感覚を得られるものでした。
サービスの今後について
ポーカーマスターコースは基礎から上級までを通して学んでいくコースですが、修羅ポ的にはレベル別に分かれた短期集中コースなどがあると、より自分にあったポーカートレーニングを効果的に受けることができると思いました。
例えば、初心者の方には基本的な戦略やレンジの考え方などをインプットを多め、アウトプットを控えめに配分し丁寧に、徹底的に学ぶ3ヶ月。
上級者の方にはハンド解析やGTOを中心とした実践的なケーススタディをインプットもそこそこに、ディスカッションとアウトプットに重きを置いたスタイルで提供、というようにより自分の今の課題にピンポイントに応える講座があるとより受講しやすくなりそうだと感じました!