前回の記事に引き続き、修羅男の思い出話を記載します。今回は初めて海外トーナメントでインマネしたときの話です。
事前調査
今回は、友人数名とマニラに遠征したときの話です。マニラの情報は、こちらの記事もご覧ください。
修羅男は普通のサラリーマンなので、APTなどの大きなポーカー大会に日程を合わせて遠征したり、エントリーが数十万円するトーナメントにでるのは難しいです。いつかは大きな大会にも出たみたいと思いながら、まずはデイリーでやっているようなトーナメントに参加します。
マニラでは、PokerStars Liveがあり、そこでデイリーやウィークリーのトーナメントを開催していることを事前に調べていました。下のようなページがあります。
私が行った当時は、City of DreamsにPokerStars Liveがありましたが、現在(2021年3月)は、Okada Manilaに移ったようです。
トーナメント
参加したトーナメント
参加したトーナメントの情報は以下の通り。
バイイン | 2000ペソ(約4000円) |
参加人数 | 40人くらい |
ルール | ノーリミットホールデム KO 1KO あたり500ペソ |
マニラのデイリー・ウィークリートーナメントは、参加費が数千円程度なので、参加しやすいです。
戦略と雰囲気
KOは、多くの相手を飛ばしてバウンティーを取る必要があります。こちらの記事もご覧ください。
私も頭では、積極的にプレーしなければいけないとわかりつつも、人生で2回目の海外トーナメントだったため、緊張してなかなか入ることができませんでした。周りのプレーヤーの雰囲気は、「ベット→レイズ→オールイン」と非常にアグレッシブでした。やはり、KOはそういうものなんだと実感しました。
印象的なハンド
<修羅男のハンド>
<プリフロップ>
修羅男(CO):レイズ
BB:コール
その他:全員フォールド
<フロップ>
修羅男の気持ち「フラドロついた!いいぞー。」
BB:チェック
修羅男(CO):ベット
BB:コール
<ターン>
BB:ベット
修羅男の気持ち「えっ!?ドンクベット!?俺、ナッツフラッシュ持ってるよ!どうした?コールするか、レイズするか悩む・・・」
修羅男(CO):レイズ
BB:オールイン
修羅男(CO):コール
<BBハンド>
ということで、オーバーフラッシュでポットを取ることができ、バウンティーをゲットすることができました。
思い出の一言
同じテーブルに日本から来ている人もいて、「どこから来たんですか?」といった話をしていました。この時、既に4人を飛ばしていたので、500ペソ×4回=2000ペソの参加費と同じ額をGETしていたことになります。
修羅男:「"海外トナメでインマネしたことある"って一度は言ってみたいんですよね」
日本人:「もう4人飛ばしてるんでもうインマネと思ってもいいんじゃないですか。」
きっと、厳密にはインマネではないかもしれませんが、この一言に満足したのでした(^^;)
ファイナルテーブルへ
順調に、チップを増やし遂にファイナルテーブルへ進みました。
現地のある男の人が、「Winner takes it all!」と言い始めました。フロアが来て、全員に確認が始まりました。これは「1位が賞金総取りにしようぜ!」という提案だったようです。
私は、"本当にインマネしたい!"という思いで、その提案を拒否しました。私が拒否したことで、彼の提案は却下され、通常の順位ごとの賞金になりました。
断っても、悪い雰囲気になることはありませんでした。慣れない言語での会話は弱気になりがちですが、自分の主張は貫くようにしましょう!
結果
最終的には、6位で終わることができました。最後は、全然ハンドが来ず、やっとの思いでA+ローキッカーでオールインしましたが、ミドルペアに見事にやられてしまいました(T T)
プライズは3400ペソでした。なので、収支は以下になります。
プライズ:3400ペソ
バウンティー:2500ペソ
参加費:-2000ペソ
------------------------------
トータル:3900ペソ
まとめ
通常のトーナメントに参加すると、バブルライン→インマネという流れになるので、きっとバブルラインでの接戦があると思います。私のような経験が少ない人は、KOのトーナメントに参加して、ちょっとずつ賞金を得るという経験をしてみるのもいいかもしれません。