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【思い出話】初めて海外トーナメントで1位をとったときの話

前回の記事に引き続き、修羅男の思い出話を記載します。今回は初めて海外トーナメントで1位をとったときの話です。

事前調査

今回は友人数名とラスベガスに遠征したときの話です。ラスベガスの情報は、この記事この記事もご覧ください。

普段は仲間内でリングゲームをやるので、ラスベガス遠征ではトーナメントに出ようと決めていました。BravoPokerLiveというアプリでラスベガスの各カジノとポーカーテーブルの情報がわかります。ここで事前に、何曜日の何時にどこのカジノでデイリートーナメントが開催されるかを確認しておきました。

現地で飛んだ後に、すぐに次のトナメに出れるようにエクエルで以下の表を作って、印刷して紙で持っていきました。地道な作業です。

時間
9 Excalibur
$40
Excalibur
$40
Excalibur
$40
Excalibur
$40
10 プラハリ
$135
プラハリ
$80
プラハリ
$80
プラハリ
$80
11 MGM Grand
$100
MGM Grand
$100
MGM Grand
$100
MGM Grand
$100
12 Wynn
$200
Wynn
$140
Wynn
$200
Wynn
$230
13 プラハリ
$80
プラハリ
$80
プラハリ
$80
プラハリ
$80
14 Caesars Palace
$150
Caesars Palace
$150
Caesars Palace
$150
Caesars Palace
$150
15 Bally's
$60
Bally's
$60
Bally's
$60
Bally's
$60
16 フラミンゴ
$55
フラミンゴ
$55
フラミンゴ
$55
フラミンゴ
$55
17 Excalibur
$45
Excalibur
$45
Excalibur
$45
Excalibur
$45
18 Caesars Palace
$125
Caesars Palace
$125
Caesars Palace
$125
Caesars Palace
$125
19 Aria
$140
Aria
$140
Aria
$140
19 MGM Grand
$100
MGM Grand
$100
MGM Grand
$100
MGM Grand
$100
20 Bally's
$100
Bally's
$100
Bally's
$100
Bally's
$100
21 Caesars Palace
$150
Caesars Palace
$150
Caesars Palace
$150
Caesars Palace
$150
22 MGM Grand
$65
MGM Grand
$65
MGM Grand
$65
MGM Grand
$65
23 Bally's
$60
Bally's
$60
Bally's
$60
Bally's
$60
24 Caesars Palace
$100
Caesars Palace
$100
Caesars Palace
$100
Caesars Palace
$100

トーナメント

参加したトーナメント

フラミンゴとシーザーズパレスのトーナメントに複数回参加しました。1位を取ったときのトーナメントは以下のでした。

参加したトーナメントの情報は以下の通り。

カジノ シーザーズパレス
バイイン 150$(約16,000円)
参加人数 25人くらい
プライズ 1位:1200$、2位:800$
ルール 普通のNLH

 

プレイヤー傾向

ラスベガスでは複数回トーナメントに参加しましたが、色んなプレイヤーがいました。プロのような人は参加していませんでした。やっぱりデイリートナメには出ないんでしょうね。どちらかと言うとお酒を飲みながらワイワイやりたい人や、キャッシュのリングゲームだとマネープレッシャーがあるので費用が定額のトーナメントに参加しようと人が多かったです(夫婦で参加してて、奥さんはルールを覚えた程度のような人も複数いました)。

印象的なプレイヤー

①酔っ払い兄ちゃん
彼はだいぶお酒飲んでいて、友人と思わしき人物と「俺がFTまで残れるか100$かけようぜ!」と大声で盛り上がっていました。ハンドレンジもかなり広くアグレッシブです。トーナメント開始からずっと同じテーブルでした。FTでは、私の右側に座っており、彼のレイズに3betするとだいたい降りてくれました。たぶん、私がトーナメント序盤からハンドを絞っていたからでしょう。トーナメント終盤の重要な場面で相手を下してポットを取れたのはデカかったです。

②テルが見えたおじいちゃん
FTで私の左に座ったおじいちゃんは、カードが配られた後すぐにハンドを確認します。そして、良いハンドを持っているときは、チップの山の一番右の束の下にハンドを挟めていました。なので、自分がSB、BTN、COのときは、このテルが見えないときに積極的にスチールしていました。

バブルラインまでの流れ

トーナメント開始から良いハンドが来たり、フロップとうまくかみ合って、序盤からチップを大きく増やすことができました。特にハンドが絡んで、相手を下したときはハンドをショーすることで「こいつが打つときは、強いハンド持っている。」と思わせて、テーブルでフォールドしがちなプレイヤー(ブラジル人)に積極的に打ち込んで、チップをうまく獲得することができました。

FTに行った後も、強いハンドでしっかり3betを打って上記の酔っ払い兄ちゃんからチップを獲得し、テーブルで2番目のチップを持っている状態が続いていました。残り6名のときに、酔っ払い兄ちゃんがレイズした後に、私がAQで3betをすると、まさかの後ろのおじいちゃんからALL INが飛んできました。

修羅男:「えっ!?マジ(-0-)!?俺がFTになってからショーしたハンドどれも強いよ。いやーテルも見ていなかった。しかし、ここは降りれない。じいちゃんは俺のスタックの2/5程度だし、まだ行けるでしょう!」

→コール!

修羅男:「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!これはもらった。ここでポットとれば、圧倒的チップリ!」

しかし、ボードは「J」が2枚落ちる結果に・・・勘弁してくれよ(T0T)

バブルライン

残りプレイヤー4名のときに、おっちゃんが別のプレイヤーを飛ばし、ついにバブルラインへ。
その時のチップ量は以下の通り。
修羅男  :25万点
じいちゃん:55万点
おっちゃん:38万点

ここで、私は積極的に攻めるしかないと思い、ALL-IN!じーちゃんコール。

修羅男:「やばい。コールされた。神様、お願い7か4を落としてください。」
なんと、ここで7が落ちてポットをとることができました。神様、ありがとう(≧▽≦)

そして、このハンドを終わった後に、ちょうどブレイクになりました。この時のチップ量は以下の通り。

修羅男  :50万点
じいちゃん:30万点
おっちゃん:38万点

ここで、じいちゃんとおっちゃんが何やら話しています。そして、じいちゃん達が提案して来た内容は、「もうAM1:00過ぎてるじゃん。眠いし、みんなチップ同じくらいだからディールしよう。等分でいいでしょ。」でした。

「えっ!?明らかに俺の方がチップあるじゃん。ディールするにしても俺が賞金一番多くないと嫌だ。」と英語で頑張って言いました。しかし、相手は「何言ってるかよくわからない。いいだろ?」と言ってきました。

修羅男の心の声: (おまえ、絶対理解しているよね。)

 

心に残る一言

今回の海外遠征では「トナメで1位を取る。」が目的だったので、絶対に等分という結果を受けいない予定でした。

そのときに、じいちゃんが言った言葉が以プレイ。

「もう等分でいいじゃないか。おまえが1番だよ。みんなそう思ってる。」

このとき、英語でなんて言われたかも覚えていませんが"おまえが一番だよ。"と言われたことは鮮明に覚えています。

修羅男の心の声:(このディールに応じれば、相手プレイヤーの屈伏1位の称号が手に入る。これは今回の遠征の目的。)

結果、相手のディールを受けれいました(^^;)

最後のやりとり

テーブルにて、賞金の配布が始まりました。3人のプレイヤーに666$ずつ配れます。

そうです。トータルプライズが2000$なので、2$余ります。

じいちゃん:「この2$はおまえのものだよ。さぁ受けとりなよ。」
修羅男:「サンキュー。」
じいちゃん:「よし。この2$でディラーにチップを渡そう。」
修羅男:「・・・」
修羅男の心の声:(こいつ、うまいこと言いやがるな。しかし、1位なのにチップを渡さないのもみっともない。その変わり、俺が一位という自尊心に付き合ってもらうぜ。)
修羅男:「OK。はい、2$。そうだ。記念写真をとろうぜ!俺が真ん中で写真を撮ってくれよ。」

以下が3人で撮った時の写真です。

 

まとめ

人生で初めて海外トナメで1位をとりました。最後のHUをすることもなく、等分に割るという結果になりましたが、よしとします。この記事を最後まで読んでいただいた方にはわかると思うの出すが、じいちゃんのテルを発見した修羅男よりも、修羅男の心を読み取っていたじいちゃんが一枚上手ということですね(^^;)

 

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